寄稿者

David Chalmers
デイヴィッド・チャーマーズは、アリゾナ大学で哲学教授と意識研究センターのディレクターの任を兼務している。「意識する心:脳と精神の根本理論を求めて」(オクスフォード大学出版、1996年)の著者であり、意識論、人工知能、形而上学、意味論を専門とする。

Julia Driver
ジュリア・ドライバーは、現在ダートマス・カレッジで教鞭を執っている。倫理論および道徳性心理学の研究を専門とし、規範的倫理論の分野で著書(「不安なる美徳」、ケンブリッジ大学出版)と数多くの論文を発表している。「スタンフォード哲学辞典」の規範倫理のセクションでは、共同編集を担当した( http://plato.stanford.edu )。

Hubert Dreyfus
ヒューバート・ドレイファスはハーバード大学で学び、現在はカリフォルニア大学バークレー校で哲学を教えている。ドレイファスの研究は、20世紀哲学における分析的伝統と大陸的伝統との隔たりを埋めるものである。著書にはハイデッガーに関するもの(「世界内存在 --『存在と時間』における日常性の解釈学」、MIT出版)や、人工知能に関するもの( 「コンピュータには何ができないか -- 哲学的人工知能批判」、MIT出版)などがある。先頃は「インターネットについて -- 哲学的考察」(ラウトレッジ)を発表し、現在チャールズ・テイラーとの共著「実在論を回復して(仮題)」を執筆中である。

Stephen Dreyfus
スティーブン・ドレイファスはビデオ・シンフォニーを卒業後、いくつかのインディペンデント映画で編集補佐を務めるなど、プロのデジタル編集者としてのキャリアを歩み始めたところである。昔からのアマチュア哲学者であるドレイファスは、自分の超現実的なストーリーやアイディアをエンターテインメントの世界に持ち込むための、斬新で面白い手法を常に追求している。ドレイファスのメール・アドレスは、lorde_red@lycos.comである

Frances Flannery-Dailey
フランシス・フラナリー=デイリーはアイオワ大学で博士号を取得、現在はヘンドリックス・カレッジ(アーカンソー州コンウェー)の宗教学助教授として聖書、宗教と文化、ユダヤ教の各講座を受け持つ。研究の専門分野は初期ユダヤ教(紀元前300年 - 紀元前200年)における至福一千年説で、目下「夢想家、神秘主義者、そして敬虔なる聖職者たち:第二神殿時代のユダヤ教における夢 」(ブリル出版)を執筆中である。

Christopher Grau
クリストファー・グラウは、『マトリックス』公式サイトの“哲学と『マトリックス』”セクションで編集責任者を務める。ジョンズ・ホプキンス大学とニューヨーク大学で学び、現在はフロリダ国際大学(マイアミ)の哲学助教授である。それ以前にはダートマス・カレッジ、ジョンズ・ホプキンス大学、ブルックリン・カレッジ、メリーランド大学ボルチモア・カウンティ校で教鞭を執っている。目下、自我同一性理論の倫理的区分に関する研究に取り組んでいる。

Richard Hanley
リチャード・ハンリーは、シドニー大学とメリーランド大学カレッジ・パーク校で学ぶ。「『スター・トレック』の形而上学」(ペーパーバック版で「データは人間なのか?」に改題)の著者で、近刊予定の「ブラックウェル言語哲学ガイド」では共同編集を務める。形而上学、言語哲学、倫理学に取り組む傍ら、時間旅行をテーマとした小説の執筆にも手を広げている。現在はデラウェア大学の哲学教授である。

Colin McGinn
コリン・マッギンはオクスフォード大学で学び、現在はラトガース大学の哲学教授である。「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」「ロンドン・レビュー・オブ・ブックス」「ニュー・リパブリック」「ニューヨーク・タイムス・ブック・レビュー」などの刊行物において、哲学と哲学者に関する文章を幅広く発表している。「哲学者の資質」「意識の<神秘>は解明できるか」「心の特質」「倫理、悪、そして虚構」そして小説「スペース・トラップ 」など、その著作は14にも上る。

Michael McKenna
マイケル・マッケンナは1993年にバージニア大学で博士号を取得、現在はイサカ・カレッジの哲学宗教学部で哲学助教授として、形而上学、倫理と政治哲学、映画における哲学の各講座を担当する。自由意志や道徳責任について数々の論文を発表しており、目下、道徳責任を負ったコミュニケーション型の作因に関する著書を執筆中である。

John Partridge
ジョン・パートリッジはホイートン・カレッジ(マサチューセッツ州ノートン)の哲学助教授で、美学、哲学と文学、感情の哲学の各講座を担当する。ジョンズ・ホプキンス大学で博士号を取得し、「エンシェント・フィロソフィ」および「スケプシス」ではプラトンに関する論文を発表している。

James Pryor
ジェームズ・プライヤーはプリンストン大学で学び、現在は同大学で哲学を教えている。心と知識に関する哲学的問題を専門とし、知覚認識論に関する著作がある。

Iakovos Vasiliou
イアコヴォス・ヴァシリオウはコーネル大学、ジョンズ・ホプキンス大学、ジョージア州立大学で教鞭を執り、現在はニューヨーク市立大学ブルックリン校の哲学助教授である。これまでにもプラトン、アリストテレス、ウィトゲンシュタインに関する論文を発表しており、目下のところプラトンとアリストテレスの倫理的認識論に関する著書を執筆中である。

Rachel Wagner
レイチェル・ワグナーはウェイク・フォレスト大学とアイオワ大学で学び、現在はサウスウエスタン大学(テキサス州ジョージタウン)で宗教学の客員助教授を務める。サウスウエスタンでは様々な宗教的伝統を素材として組み合わせ、イスラム教、悪の問題、宗教と映画、宗教と文学の各比較講座を担当している。主として西洋宗教および聖書研究を学び、博士論文はウィリアム・ブレイクの叙事詩「エルサレム」に基づく。

Kevin Warwick
ケビン・ワーウィックは、リーディング大学(英国)の人工頭脳学教授である。その著書「機械の心の内に」では、機械が人間よりも高度の知能を持つ未来を警告する。1998年と2002年、ワーウィックは自らをインターネットに接続するための移植手術を受けて、科学界に衝撃を与えた。ワーウィックの実験については、自叙伝「我はサイボーグ」に詳しい。